Biography
2012年5月頃、White Molesのバンマスであるメラノ斎藤(Vocal/Organ)が「自分がオルガンを弾くバンドをやりたい」と気まぐれに思いつき、同バンドベーシストのズルイズルイス大場(Bass/Vocal)を半ば無理矢理誘い込む。バンドをやりたいもののなかなかできずやさぐれていたチャイ吉岡(Guitar)の参加もすぐさま決定。さらに、ドラム武者修行のため新規バンドへの参加を希望していたカルピスゆりえ(Drums)もたまたま目にしたメンバー募集をきっかけにメンバー入りが決定し、ひとまずバンド結成。バンド名は2秒でムチムチプリンに決まった。
1ヶ月程は4人で活動していたものの、もう1本ギターが欲しいと考え、オートメイヤー等のバンドで独特の暴力的ギターを掻き鳴らす西村さん(Guitar)を誘い、現在のラインナップへと至る。
Post-PunkやNo Wave、NDW等、70年代後半~80年代前半の音楽を自分たちなりに解釈したニュー・ミュージックを目指すというのがバンド結成時のコンセプトであったが、曲作りを進めるに当たってその雑食性は徐々に高まり、自分たちでも説明不能のジャンルレスミュージックへと進化(?)していく。2012年7月に防府印度洋で行われたWhite Moles企画『黒子の見たる幻想の世界 Vol.5』で初ライヴを敢行。2013年9月現在までに4度のライヴを行っている。その中で、jugz、BLONDnewHALF、ザ・フラフープスなどの共演者やコアなリスナーなどから密かに好評を得てきた。
洗練されているとは言い難い、ある意味"ダサい"楽曲、この手の音楽には珍しいともいえる特有のポップ感が持ち味のバンドである。